【ネタバレなし】Netflix『Lupin/ルパン』一話の最後の展開に魅了され全話一気見

今回は、Netflixで配信中の『Lupin/ルパン』について書きたいと思います。

一話の最後の展開に魅了され、全話を一気見するほど面白かったです!

ネタバレなしで書いています。

 

Lupin/ルパン

あらすじ

主人公のアサン・ディオプは幼い頃、ある豪邸の主人の運転手として働いている父親が、高級品のネックレスを盗んだと疑われ何者かに濡れ衣を着せられ警察に捕まってしまう。いくら否認しても容疑は晴れず、絶望した父親は刑務所内で首を吊って自殺してしまう。

父親は盗んでいないと信じるアサンは、父親から貰った「怪盗紳士ルパン」の本に触発され泥棒となり父親の復讐をはじめる。

 

ルパンを演じるのは黒人俳優

主人公のアサン・ディオプを演じるのは、『最強のふたり』(11年)のオマール・シーです。今回のルパンは黒人俳優です。

アサンは父親の死の真実を掴むため、美術館や刑務所に潜入して手がかりを掴みます。正体がバレないように変装する様が面白いです。どうやって刑務所に潜入するのか、どうやって刑務所から抜け出すのか、これが見ものです。

本作の舞台は現代なので、最新のIT技術を駆使して様々な困難を乗り越えます。他人の家の監視カメラとか簡単にハッキングできます(笑)。時にはドローンを飛ばして秘密情報を奪おうとします。ジェームズ・ボンド要素も入ってますね。

アサンには妻や子供がいるのですが、泥棒であることを秘密にしているため妻とは上手くいかず別れてしまいます。アサンは時々、子供や妻と会っていますが自分の復讐劇に巻き込まないように気をつけています。

普段は一匹狼のアサンですが、時には協力する相棒のベンジャマンがいます。ベンジャマンは骨董品を売る美術店の店主で、美術品の模造品を作ったりして手助けします。アサンとベンジャマンの出会いも少し描かれます。無謀なことをするアサンを心配するベンジャマンの友情に感動しました。この二人をもう少し見たいです。

 

怪盗紳士ルパン

アサンの愛読書である「怪盗紳士ルパン」は、1907年に発表されたモーリス・ルブランのアルセーヌ・ルパンシリーズの初めての短編集です。

ルパン初登場の「アルセーヌ・ルパンの逮捕」やルパンの幼少時代が描かれている「王妃の首飾り」などが載っています。

本作を見た後に原作小説が読みたくなります。

 

ルパンネタ満載

モーリス・ルブランのアルセーヌ・ルパンの小説のネタが多く登場するのでドラマを見た後に読むと、あーってなります(笑)。知っている人はニヤニヤできると思います。

例えば、アサンの子供の名前はラウールです。これは、「怪盗紳士ルパン」に載っている「王妃の首飾り」で幼少時代のルパンの話が出てくるのですが、ルパンの本名がラウールです。

本作では、アサンはルパンが好きでラウールはモーリス・ルブランの誕生日である12月11日に生まれました。ルパン愛に溢れていますね。

他にも813やハートの7など、ルパンネタが登場します。色々調べると面白そうですね。

 

まずは第一話

第一話は借金を抱えたアサンが美術館のオークションに出品されるマリー・アントワネットの首飾りを盗むお話です。美術館の清掃員になりすまし、アサンがお金を借りているやばそうな人たちと協力しますが、途中で上手くいかず仲間割れが起こってしまいます。

いきなりアサンは大ピンチになるのですが、実はこれがよく出来ていてスマートにスタイリッシュに仕上がっています。『GREAT PRETENDER』(20年)のような展開です。

 

まとめ

父親の死の真相を確かめるため、少しづつ情報を入手しながら真実に近づく、ドキドキしながら楽しめます。純粋にドラマを楽しめました!

最後まで読んでくれてありがとうございます!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です