今回は、『恋幕』の第1話について書きたいと思います。
運命の再会に物語が動き始めます。
恋幕 第1話
出産
舞台は朝鮮時代。国王の後継者(世子)の妻である世子嬪(セジャビン)は、双子の男の子と女の子を授かります。しかし、王紀は禁じられており、国王は生まれた女の子を始末するよう家来に命じます。双子の出産を揉み消すため、双子の出産を知る人物を皆殺しにします。
世子嬪は双子の女の子を守るため、首の静脈に針を刺して死んだように見せかけます。家来に女の子を託し、どこか遠くへ連れて行ってもらいます。
タミ
月日が流れ、宮殿では宮女になるための通過儀礼が行われます。宮女になるには、処女であることを証明する必要があります。腕にオウムの血を一滴たらし、血がにじまなければ処女と判断され、宮女になることができません。その通過儀礼には、首に傷跡がついている女の子のタミがいます。
女の子の名前はタミ。塀(ダミ)の際に捨てられていたため名付けられました。両親には会ったことがありません。山寺で育ちましたが、半年前に山寺が家事になり、住職が亡くなり、山寺にいることができなくなりました。その後、近所の人の口利きで宮女になります。
うり二つ
タミは宮女となり、洗濯物を干していると、うり二つの男の子に出逢います。その子は世孫のイ・フィでした。タミとイ・フィは、運命的な出会いを感じます。
王宮では、朝廷を裏切った罪でイ・フィの師であるカン翊善が捕らえられます。カン翊善の処分が決まるまで、世孫殿(セソンジョン)は封鎖されます。
イ・フィはカン翊善と話がしたいため、王宮を抜け出そうとします。うり二つのタミを呼び出し、宮女に変装してタミに扮します。タミはイ・フィの格好に着替えて世孫を演じます。タミは声を低くしてバレないように必死です。
王宮を抜け出したイ・フィは、カン翊善に会いに行きます。カン翊善は「最後まで仕える事ができず、申し訳ございません」と謝ります。その後、イ・フィは王宮へ戻り、タミは宮女に、イ・フィは世孫に、元の姿に戻ります。
ジウン
王宮に招待されたジウンは、洗濯物を落としたタミを見つけます。話しかけるとタミは驚き、読んでいた「春秋左氏伝」を池に落としてしまいます。ジウンは池の中に落ちた「春秋左氏伝」を拾おうとするタミを止めようとしますが、2人揃って池の中に落ちてしまいます。池は想像以上に深かったです。
泳げないジウンは溺れてしまい、タミはジウンを救い上げます。人工呼吸をするため、唇を合わせると、ジウンの意識が戻ります。ジウンはタミに恋をし、タミを端午の節句の祭りに誘います。その頃、王宮ではカン翊善が打首の刑に処されることが知れ渡ります。
すれ違い
タミは世子嬪に呼び出され、世子嬪は目に涙を浮かべながら「生みの親を恨んでないか」と聞きます。タミは「1人が故に寂しさが分からず、恨んだことはない」と答えます。
タミとジウンは端午の節句の祭りを楽しみます。ジウンはタミのことを特別な名前で呼びたいと言い、蓮膳(ヨンソン)と呼びます。タミは名前を喜びます。ジウンの父親はタミを目撃すると、世孫に似ていることに気付きます。
世子嬪は双子だと知られぬようにするため、タミを王宮の外に送り出そうとしますが、父親に知られてしまいます。父親は、タミが生きている限り秘密が漏れる恐れがあるため、タミを殺そうとします。
タミは仕事を抜け出し、走ってどこかへ向かいます。ジウンの父上はタミを追いかけますが、タミは宮女の変装をしているイ・フィで、打首に処されたカン翊善を助けに行こうとします。そのことを知らない王の家来は、タミを追いかけ弓矢で射抜き、殺してしまいます。
感想
登場人物や用語が多いので、理解するのが難しかったです。第2話以降を見た後に整理しながらまとめていきたいと思います。
イ・フィが亡くなったことにより、タミが世孫に扮していくのでしょうか。これから物語が面白くなってきそうな予感がします。
参考文献
The King’s Affection (TV Series 2021– ) – IMDb
https://www.imdb.com/title/tt14609428/
The King’s Affection – AsianWiki
https://asianwiki.com/The_King%27s_Affection
まさかそんなことまで? 朝鮮王朝の女官たちの知られざる世界! |スポーツソウル日本版
https://sportsseoulweb.jp/star_topic/id=4938