Huluで配信中のオリジナルドラマ「THE HEAD」の第六話の感想や考察などを書きたいと思います。内容に触れているのでネタバレ注意です。
ポラリスVで起こったこと
ポラリスVで起こった真実が明かされます。アーサーはサラ・ジャクソンを呼び出しキスしようとしますが嫌がられます。怒ったアーサーはサラ・ジャクソンを突き倒し殺してしまいます。それを目撃したアニカは、今までの研究が水の泡にならないようにするため隠蔽します。メンバーの弱みを握り説得し、基地を燃やします。
アーサーは自分の立場を利用してサラに迫ったセクハラ・パワハラ教授でした。アニカは地球温暖化のための世界を救う研究なので隠蔽を選びました。研究がストップしたり研究費がもらえなくなってしまうためです。隠蔽しなければこの事件は起きなかったのに…。
真の犯人
最後の最後で真犯人が明かされます。犯人はマギーでした。しかもマギーは偽名で、本名はオリヴィア・ジャクソン。サラの娘でした。ダミアンから真実を聞き、証拠となるセーターを託され妹と共に復讐をしました。
マギーの証言は一部作られた話で見事な演技でした。完全に騙されました。マギーがサラの娘で犯人だと匂わせる場面が多々ありました。
- ニルスがマギーに「ある人に似ている」と言った
- ノコギリを一番最初に発見したのはマギー
- 殺されたニルスをアキが発見し助けを呼ぶとマギーが直ぐに来る
ダミアンは罪悪感に耐えられなくなり姉妹に伝えたのでしょう。復讐してくれと言わんばかりに伝えて酷です。
遊星からの物体Xを最後まで見ている人が死んだ
結束を深めるために伝統行事で見る映画があります。それは「遊星からの物体X」です。
「遊星からの物体X」は、南極基地に現れた地球外生命体によって隊員たちが殺されてしまう話です。
「遊星」を見ている途中にマギーは抜け出しアザラシを見つけます。そこに、アーサーも来てマギーと話すシーンがあります。「遊星」を途中で見るのを止めた人はなぜか生き残っているのです。何とも皮肉なことでしょうか。
誰が殺して殺されたか
マギーが殺した人物
- ラーズ
- マイルズ
- ニルス
- エバ
- ラモン
- エニカ
エリックが殺した人物
- ヘザー
アーサーが殺した人物
- サラ・ジャクソン
- エリック
気づけヨハン
ヨハンはマギーの疑いが晴れたので、彼女を家に帰します。もう少しマギーを疑ってもよかったのではないでしょうか。
アーサーがサラ・ジャクソンを殺した証拠はありますが、マイルズやニルスの殺した証拠はありません。マイルズの頭の切断やニルスに刻まれた「V」について、アーサーがやったとは考えにくいです。もう少しマギーのことを疑ってほしかったです。
最後の鼻血
実はマギーは癌を患っていて鼻血を垂らしたという説が濃厚そうです。マギーが母親について話すとき、母親は癌を患っていたと説明するシーンがありますが、これはマギー自身の話だったと推察できます。病気を患っている人が南極へ行くはできるのか?と疑問に思いますが、妹が何とかしてくれそうです。