怪獣が災害として現れる怪獣大国日本。主人公は怪獣を討伐する防衛隊かと思いきや、戦闘の後処理をする怪獣清掃業者。防衛隊の試験に落ち30歳を過ぎ諦めていたが、バイトの後輩に触発され再び防衛隊を目指すことに。が、ひょんなことから自分自身が怪獣になってしまう。これが漫画「怪獣8号」です。
主人公は怪獣清掃業者!?
怪獣が現れる世界で防衛隊が活躍する漫画を想像する人が多いと思いますが(僕も想像してました)、主人公は怪獣清掃業者です。
具体的に何をするかというと、討伐した後の後処理を行います。第一話の冒頭で、防衛隊・第三部隊の討伐した怪獣を解体します。怪獣の部位によっては臭いがキツかったり、肉体的にも精神的にもキツそうです。主人公は腸を担当することになりますが、しばらくご飯が食べれないほど臭いがキツく疲れ切っています。
主人公の名前は、日比野カフカ(30)。防衛隊を目指していた過去がありますが、試験に落ち挫折し、30歳を超えると志願することはできないので諦め清掃業者で働いています。
ヒロインは防衛隊
本作のヒロインである亜白ミナ(27)は、カフカの幼なじみです。カフカとミナは幼い頃に怪獣によって家を壊され防衛隊になることを決意します。ミナは、27歳という若さで防衛隊・第三部隊隊長を務め、討伐した怪獣の数はなんと100体以上。一方のカフカは、防衛隊の試験に合格することができず、落ちぶれていました。そこへ、バイトの新入りとして後輩が入ってきます。
防衛隊を目指す男
カフカが二日酔いの中、バイトの新入りとしてやって来たのは市川レノ(18)。レノは防衛隊を目指していて、防衛隊の試験には死骸処理が採用されているため勉強として来ました。最初は犬猿の空気が漂いますが、仕事をしていくうちにお互い打ち解けあい、レノから防衛隊の募集年齢が33歳未満に引き上げられることを知ります。レノに触発され再び防衛隊を目指すことになりますが、ひょんなことからカフカ自身が怪獣になってしまいます。ここまでが第一話の内容です。